創業者の言葉は、今の時代に伝わる形へ翻訳できます
ペイフォワードの志茂村です。
創業者の言葉には、時代の匂いがあります。
今の若い社員から見ると、少し古く聞こえる表現もあるかもしれません。厳しく感じる言葉もあるでしょう。昔の成功体験のように受け取られてしまうこともあります。
それでも、その奥にある想いまで古くなったわけではありません。
お客様を大切にすること。約束を守ること。苦しい時にも逃げないこと。仲間を信じること。地域や家族に恥ずかしくない仕事をすること。
そういう原点は、時代が変わっても会社の支えになります。
問題は、言葉の表面だけが残ってしまうことです。
額に入った理念。昔の挨拶文。周年誌に載っている創業の言葉。それ自体は大切ですが、今の社員の仕事とつながらなければ、心には入りにくいものです。
だから、翻訳が必要になります。
英語を日本語にするという意味ではありません。昔の言葉に込められた想いを、今の人が自分の仕事として受け取れる形に整えるということです。
たとえば、創業者が「信用を守れ」と言ったなら、その信用とは現代の仕事で何を指すのか。
返信の早さかもしれません。小さな約束を守ることかもしれません。お客様の不安を先回りして考えることかもしれません。
言葉を今の現場に結び直すと、理念は少し息を吹き返します。
社史アニメや理念動画には、その役割があります。過去を懐かしく見せるだけではなく、創業者の言葉を今の社員が受け取りやすい物語にすることができます。
会社の原点は、古い棚の中にしまっておくものではありません。
今の会議で使われ、採用で語られ、教育の中で確かめられてこそ、未来へつながります。
創業者の言葉を、今の時代へ。
それは会社の過去を守る仕事であり、これからの仲間を育てる仕事でもあるのです。