社史は、未来へ進むためのコンパスです

ペイフォワードの志茂村です。

会社の歴史には、数字だけでは残らないものがあります。

創業した日の緊張感。最初のお客様に向き合った時の気持ち。苦しい時期に、それでも守ろうとした約束。そういうものは、決算書にも年表にもすべては書ききれません。

もちろん、社史本には大きな意味があります。紙に残すことには重みがありますし、節目をきちんと形にすることは、会社にとって大切な営みです。

ただ、時代は少し変わりました。

若い社員が会社の歴史に触れる機会は、以前より少なくなっています。分厚い本を渡されても、そこに自分の仕事とのつながりを見つけるのは、簡単ではありません。

だから私は、社史を「読むもの」から「感じられるもの」へ変えていくことに意味があると思っています。

創業者が何に悩んだのか。なぜ、その事業を続けてきたのか。どんなお客様に支えられ、どんな失敗から学んできたのか。

そこに触れた時、社員は会社を少し自分ごととして受け取れるようになります。

社史は、過去を立派に見せるための飾りではありません。

迷った時に戻れる場所です。判断に迷った時に、会社らしさを思い出すための原点です。そして、次の世代が未来へ進むためのコンパスです。

映像やアニメは、その原点をやさしく届けるための一つの方法です。文字では届きにくかった温度を、表情や間、場面の流れとして伝えることができます。

大切なのは、過去を保存することだけではありません。

その過去から何を受け取り、これからの会社にどう生かしていくかです。

御社の歴史にも、きっと未来を照らす場面があります。まだ語られていないだけで、社員の背中を押す物語が眠っているはずです。